歴史の授業で習う「生麦事件」発生現場を訪ねる

京急電鉄生麦駅をスタートします。
比較的小さな駅ですが、「生麦」という名前がインパクトありますよね。

地名の由来

江戸幕府二代将軍・徳川秀忠の行列がこの地を通る際、道に水が溜まっており、通行ができなかった。そこで、村の人たちが、街道の脇の生麦を刈り取り道に敷き、その上を行列に通らせた。秀忠は感謝として、この一帯に生麦という地名を与え、村人に漁業を営むに関して特別な権利を与えた。
Wikipediaより

生麦事件とは

幕末の1862年9月14日、江戸から京都へ向かう薩摩藩の島津久光ら大名行列に遭遇した騎馬のイギリス人が殺傷された事件。 後に薩英戦争のきっかけになりました。

「生麦之発殺」(早川松山画) 出典:Wikipedia

生麦事件発生場所

生麦事件発生場所は生麦駅から約600m(徒歩8分)の旧東海道沿いにあります。
現在は道路脇にひっそりと案内板があるだけです。

ちょうど、この日は地元のお祭りがあり、旧東海道沿いに提灯が飾られていました。

生麦事件碑

発生場所から西へ800mほど行ったところに生麦事件碑(横浜市地域史跡)があります。
薩摩藩士に斬られ、横浜方面へ逃げたイギリス商人のリチャードソンが落命した場所で、鶴見の黒川荘三という方が明治16年に建てた石碑とのことです。
キリンビール横浜工場の敷地に隣接。高速道路の高架下です。

生麦キリン緑地

時代は進み、現在この辺りにはキリンビール横浜工場となっています。
工場前の高速道路高架下は緑地になっていて、曜日や時間帯によって開放されています。

工場見学はしなかったけど、開放区域を散歩させてもらいました。
見事な緑地帯でしょ。さすが超一流企業の工場ですねえ。

今回の地図

生麦事件 - Google マイマップ
生麦事件

今回はここまでです。またお会いしましょう。

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